2013年12月31日火曜日

Haswellか、Windows8.1か、はたまた別の何かか・・・2013年

ぶっちゃけた話、自作PCにとって2013年は、あんまりいい年じゃなかったと思う。
経済が良くなってきたとは言っても、それはまだ上流の話、うちらにはあんまり関係なかった。
それでも個人的にはちゃんとトピックもあった訳で。

HaswellはいいCPUだと思っている。
巷ではあれこれ言われているし、その一部を否定するつもりはない。
それでもHaswellはいいCPUである。
グラフィックも強化されたし、エンコードも速い、消費電力を抑える機能も魅力的。
まあ、その省電力機能に電源ユニットが対応してないと・・・
というのが誤解されたところもあるか。
さらにグラフィックの強化って、強力ビデオカードを駆使するマニアには、
あんまり関係無いしね。

Windows8.1は本当に個人的な話で申し訳ないのだけど、
ドスパラさんの深夜イベントに呼んで貰った際、ちょっと胸が熱くなった。
(股間じゃないよ)
単独イベント、それも深夜、そしてWindows8 「.1」(あう)。
それでも自作な人々がたくさん集まってくれた訳ですな、秋葉原に。
もう純粋に秋葉原の自作な人たち(そして業界人ww)。
規模は小さかったけど、久々に自作な秋葉原を見たような気がして、
やっぱり嬉しかったですね。

Windows8.1自体はどうなの? そう聞かれたら、いいOSと答える。
Windows8の段階で既に良かったし、Windows8.1になって、さらに良くなった。
使っていて気持ちのいいスピードが、しっかり出ているOSなんですわ。

スタート画面に関してあれこれ言われるけど、そりゃMSさんは言わないけど、
一介の三文ライターなら声を大にして言える・・・

「スタートメニュー追加のフリーソフト入れなされ!」

と。

たったそれだけでWindows8をWindows7の後継として快適に使えるから。
でもね、本当のところ、マルチタッチも使ってみると便利。
個人的には光沢ディスプレイが好きでないのと、メインの作業がライティングなんで、
あんまり必要ない機能なんだ。でもね、普通にマルチに使っていると、
タッチ機能が便利に思えることが多い。

・・・

ライターという仕事柄というか、それ以前の問題としては私はPCフリークであり、
自作PCギークであり、深刻なレベルのマニアなのだ。
だから新しいCPUやOSが登場したら、ほぼ何も考えずに飛びつくし、
それらの新製品が持つパワーをいち早く体感したい。
そして「スゲー!」と叫びたいのですよ、私は。

ただ、反省もしている訳で。
なんか業界全体がフルスピードで周囲を見ずに突っ走った結果、
お客さんやお客さん予備軍を、振り切ってしまったんじゃないかと、そう思うことがある。
より高い性能を目指すことは決して悪いことではないし、進化し続けるのはPCの定め。
でも、新しく入ってきてくれそうなお客さんを、ちゃんとフォローして行かないと、
今のような状況になるんじゃないかと。
反省しきりな年末だったりするのだ。

なんだかあっという間、本当にあっという間にすぎてしまった2013年。
かなり消化不良で、無力感が残った。
2014年はそんなことが無いよう、しっかりと一歩ずつ進んでいきたい。
自作業界を盛り上げるため、出来ることがあれば進んでお手伝いして行こうと、
そう誓う改造バカであった。

今年、2013年があまり良い年でなかった人には、2014年が良い年でありますように。
今年、2013年が良い年だった人には、2014年がもっと良い年でありますように。
頑張りすぎた人はゆっくり休んでください。
頑張らなかった人は、その余力を来年、爆発させましょう。

それでは皆さん、よいお年を。



高橋敏也
(誰だ?! バイキング形式の忘年会なんてセットアップしたのは?! 食い過ぎた・・・)

2013年12月26日木曜日

ネットの海からコインを掘り出す・・・ジャンプして岩に頭をぶつける訳じゃないよ!

皆さん、御機嫌いかが?

赤い衣装に身を包み、豊かな白髭をたくわえた老人が、「よい子たち」という、極めて漠然とした概念でくくられた人々に、贈り物を配って歩くイベントもよいやく終わりましたが(くどい)。

ちなみに私は幼少のみぎり「我が家に赤服白髭老人がやってこないのは、うちが“貧乏”だからじゃなくて、ぼくが“よい子じゃないから”なんだな。うちは貧乏じゃないんだ!」と心に言い聞かせていたものです。

さて、本題。

仮想通貨、そう日本では呼ばれている。
海外でも「Virtual Currency(仮想通貨)」という言葉を使うのだけど、どちらかというと「Crypt Coin」の方が一般的という印象もある。要するに「暗号硬貨」って感じなのかな。
しかしまあ、ここでは日本国内での認知度が高い「仮想通貨」という言葉を使っておきましょう。

その仮想通貨で国内だけでなく、海外においてもトップの知名度を誇るのがBitcoin。これがまあ、大変な話題になっている。
Bitcoinと言えば先日、某国営放送がえらく前向きに(苦笑)ニュースで紹介した直後、大暴落したことでも有名になった。ニュースが流れた時には1,000USDを超えてどこまで行くんだという勢いだったのに、その数日後には500USDを割ってしまうという。日本円にすると1Bitcoinで10万円以上したものが、数日後に5万円前後をうろちょろするようになったのである。

とりあえず時間があったらその仕組みとかも紹介したいのだけど、眠いし、プレゼントはもらえなかったし、ケーキすら食べられなかったので、それは後にしましょう。

私が注目したのは「Mining」、いわゆる仮想通貨の「採掘」というやつである。「自分でも何を言っているのか分からない」のAAは省くとして、驚いたことに仮想通貨というのは、自作マシンを含めて、パーソナルなコンピューターを使い、ネットの海から「掘り出す」ことが出来るのだ! だからこそ「Mining=採掘」という言葉を使う。

簡単に言ってしまえばネットに繋がった演算装置(コンピューター、タブレット、Mining専用マシンなどなど)を持っていれば、誰でも仮想通貨を手に入れられる「可能性」があるのだ。ただし、あくまで可能性だよ!

おいおい「なぜ可能性なのか?」は説明するとして、この仮想通貨というのはアメリカドルや日本円で売買されている。ということはですよ、仮想通貨を採掘してゲット、それを売れば「現実通貨」に替えることが出来るのか? はい、出来ます!

まあ、それが目的というのではないのだけど、私も採掘という行為と、それを効率よく行う演算装置というか自作マシンに興味を持った。

てな訳で作ってみました。そして現在、今現在も稼働中の採掘マシン、Miningマシンがこれです!


あー、なんかよく分からないですね・・・。この2台のマシンを連続フル稼働させると、調子のいい時は1日で20USD前後分ぐらいの仮想通貨が入手できるのですよ。1USDを104円で計算すると、2,080円ぐらいですかね。

フル稼働でかかる電気代、ハードウェアの初期コストなどなど。割に合わないようにも思えるのだけど、世界中の人々がこのMiningに励んでいるのも事実。

はてさて、仮想通貨も分からなければ、Miningもピンと来ない。そんな方々にあれこれ吹き込むのが、改造バカのお仕事です。という訳で2014年一発目の改造バカは、たぶんこのMiningマシンと、その背景にあるややこしい話になる予定!

乞う御期待! というかブログでもフォロー入れて行きますので、よろしく。

高橋敏也
(今回“よいお年を”と書かなかったのは、年内更新をまだやる予定だからwww)

2013年12月9日月曜日

テキストのみですが

生きてます! というご報告。
冗談でなく「高橋病気か?」と言われたので。

えー、私が痩せたのは減量の結果です!
15キロ落としたので、かなり細くなりました!
でも病気じゃありませんからぁぁぁ!

「テキストのみ」って書いたけど、なんか写真がないと、
やっぱり寂しいなあ・・・


届いた・・・という、こちらもご報告。
使用感はいずれまた。

ああ、それからそろそろ「クリスマス撲滅委員会 杉並支部」の活動を開始しないと。
なんせ今日はクリスマスイブイブイブイブイブイブイブイブイブイブイブイブイブイブイブイブだから。

高橋敏也
(とりあえず欧州から飛来する白髭赤服老人を警戒するか・・・)

2013年11月23日土曜日

祝! 全ドライブ交換! (※Blu-rayドライブを含む)

人間、酔って疲れて眠いと、意外な行動に走るものである。
同様の状況下において某友人は、深夜に庭の雑草取りを敢行し、
またある友人は餃子を作り始めたそうな。

そして私もやってしまった。
Blu-rayメディアに「付箋を貼ったまま」、ドライブにセットしてしまったのだ。
もちろんイジェクトされたメディアに、付箋は残っていなかった。

思い起こせば仕事も一段落したことだしと、貯まっていたDVDを見始めたのが始まり。
インデックスは先日見たことだし、レールガン1期でも見るかと・・・
幸いレールガンSは録画してあったので、流れでSに行ってもいい。
というかSはちらほら見ていた訳だ。

で、時系列と登場人物が混乱しましたがな、ものの見事に!

そこで録画してBlu-rayメディアにダビングしてあったSの出番。
はい、メモ用の付箋を貼ったまま、ドライブに入れてしまいました。

翌朝、メディアをイジェクトしたら、一緒に付箋のかけらがイジェクトされたわな。
「かけら」ということは、付箋の本体はドライブの中に残されたということだわな。
試しにDVDを入れて再生したら、あり得ないところでストップ、先に進めない。

「ここで大きく溜息~!!!」

仮に付箋の除去に成功したとして、機能が正常になったとしても、
光学ドライブだって立派な精密機器。将来的に何が起きるか分かったものではない。
仕方ありません、当分いじらないはずだったBlu-rayドライブも交換することにした。

PIONEERのBDR-206シリーズから、同じPIONEERのBDR-209シリーズに。
BD-Rが16倍速で書き込めたり、BD-XLに対応してたりと、それなりの正常進化。
まあ、16倍速のメディアとか、BD-XLメディアなんて見たことも無いけどさ。
(BD-XLメディアはとりあえず試してみようと思ってるけど、BD-Rは4倍速で充分)

結局、SSDから始まったドライブ交換の嵐、Blu-rayドライブまで交換してしまいました!

あああああ、ビデオカードどうしようか・・・
こりゃ本当に新しくマシン1台組んだ方が良さそうだわ。


左がBDR-206、右がBDR-209。正確にはBDR-209XJ


ベゼルはBDR-206というか、BDR-S06の方が格好いい
追伸:
付箋本体の除去には無事成功しました。

高橋敏也
(結局SSD×2、ハイブリッドHDD×2、4TB HDD×4、Blu-rayドライブ×1という戦果でした!)

【自作以外のお話】ダイエットの副作用

「高橋さん、病気ですか? 下の」
「おいおいどうした? 病気か? 下の」
「大変ですね・・・下の病気は」

ああ、そうかい。私の病気は主に「下」か! 下の病気しか思いつかないのか、お前らは!

さて、今回は自作とかPCとか関係無い話、「ダイエットの副作用」ですがな。
実は今年の7月1日から、思い立ってダイエットを始めた改造バカ。
まあ少しは改造バカ一台に関係あるのだけど、基本的には個人的な話である。

不肖・高橋、妙なところの妙な意志だけは強固である。
例えば「ダイエットする」と決めて実行したら、どんどん体重が落ちる。
基本、食事制限だけなので、肉体的にはかなり辛い。
が、精神的にはなんともない。自分でダイエットすると決めたのだから、
後はその通りにするだけである。何かを食べたいと思っても、食べなければいいだけ。
食べれば太るのだから、食べなければいい。
もちろん日常生活が送れる範囲ではあるが。

ダイエットを始めた理由もシンプルで、階段を上り下りする時に、ダブダブ揺れる贅肉に、
ほとほと嫌気が差したからだ。この7月1日時点で身長177センチのおっさんが体重87キロ、
そりゃダブダブするわ。

で、11月23日、体重73キロ。5ヶ月で14キロの減量だから、まあペースが速いとは言い難い。
しかもあと4キロは落として69キロにする予定なので、あと数ヵ月はかかりそうだ。
ちなみに69キロまで落とした後は、筋肉で5キロ戻し、最終的には74キロにする。

さて、さてさて。問題はそのダイエットの副作用である。確かにダブダブはしなくなったが、
基本的にはダイエットって、あんまりメリットないというか、デメリットが多いんじゃないだろうか?

 その1
 ジーンズ、パンツ全滅。もちろんスーツも全滅

 その2
 冒頭の通り「病気ですか?」と聞かれまくる
 困ったことに何も聞かずに、同情されることすらある

 その3
 貫禄が無くなったとか、「縮んだ」とか言われる

 その4
 甘美なジャンクフードは全滅。油、脂も極力避けなくてはならない

 その5
 乳首の位置が下がった

「その5」は自分で見ても情けない。要するに胸に入っていた脂肪が落ち、
皮が緩んで下に垂れ、乳首の位置もそれに合わせて下がってしまったのだ。
だからねー、時間があったら脂肪を削るのと同時に、筋肉入れていかなくちゃいかんのよ。

それにしても困惑するのは減量目標体重である69キロ。
これはBMIという体格指数の計算に基づいている。そしてその標準値、BMI22というと、
私の身長なら68.92キロとなるのだ。

あのね、骨格とかさ、そういうのどう思ってるのよ! 小一時間問い詰めたい気持ち。
身体能力的には絶好調、筋肉ダルマだった18~20歳ぐらいの時も74キロあったんだから!

まったく・・・と思いつつも、計画通りダイエットを実行中。

決して病気ではありません。ましてや下の病気ではありません。

高橋敏也
(結構酒は飲んでるんだけどね。主に蒸留酒系を)

2013年11月21日木曜日

SSDが480GB、HDDが16TB・・・とか

予感とか、虫の知らせとか、予知能力とか・・・

基本的に私はオカルトを信じない。

以前、誰もいない家の中で1階と2階を結ぶ呼び鈴が突然鳴り出し、
(もちろん誰も押していない。配線もしっかりしていたし、ショートした気配も無い)
「うるさい!」と怒鳴った途端鳴り止んだのは偶然だし、心霊現象なんて、
ちっとも関係無いはず!
絶対に関係無いはず!
ちょっとだけ怖かったけど・・・

さて、数週間前からSSDをハイブリッドHDDに交換したり、HDDを2台交換したりした訳で。
結局のところ、交換していないストレージは2台を残すのみという状態。
で、最終的にはハイブリッドHDDを、容量アップしてSSD 240GB×2という構成にした。

とりあえずまとめ。

 システム       Cドライブ 旧:SSD 180GB×2 新:SSD 240GB×2
 データ          Dドライブ 変更無し(3TB HDD×2)
 データ          Eドライブ 旧:HDD 3TB×1  新:HDD 4TB×1
 バックアップ  Hドライブ 旧:HDD 3TB×1  新:HDD 4TB×1

こうなるとですね・・・Dドライブだけ取り残されたような気になって仕方がない!
Dドライブはデータ用だが、重要データ用なので、3TBを2台使ってRAID1を組んでいる。
さらにバックアップを2ヶ所、ローカル(Hドライブ)とNASに確保し、
ついでにクラウドストレージにも主要データは放り込む。
その上で、現時点で別にトラブルは発生していない。

ですがあなた、予感ってあるじゃないですか、予感って。
冒頭の話を自分で一気にひっくり返しますが、予感ってあるじゃないですか。
実は私、近い将来壊れるストレージを予感できるというレベル1の能力者なんですわ。

あー、能力者かどうかは別として、あるんだよね、ストレージに関しては虫の知らせが。
毎日同じことをしているのに、アプリの立ち上がりが以前と違うとか、
シーク音が経験上、嫌な感じに変化するとか・・・
そういった虫の知らせがあった訳ですね、Dドライブでも。

もちろん単純に古いストレージを全部新しいものにしたかったとか、
RAID向け、NAS向けと言われているWDのRedバージョンを試してみたかったとか、
そういうのもあるんだけどね。

結局、DドライブのRAID1アレイを、新しいドライブ、WD Redで再構築したのであった。
もちろん以前は3TB×2だったから、今回は4TB×2に容量アップ。


(箱から出したところ、写真に撮るの忘れたorz)



こちらは左が以前使っていたSSD、右が新しいSSD
(左はIntel 520シリーズ180GB、右はIntel 335シリーズ240GB)

結局、薬局、ODDを除く全ドライブを一新することになった。
もちろん取り外したドライブは、外付けケースやNASで使用するし、テスト用にもなる。
まあ、正直なところ、気持ちはいいよね、新しいドライブってのは。

いやー、良かった、良かったとなるところが、イヂリ始めが運の尽き。
ビデオカードが瞬間的にブラックアウトするようになっちゃった・・・どうしよう。

高橋敏也
(こうなったらもう、新しいマシン組んだ方がいいかも知れない)

2013年11月19日火曜日

結局、全ストレージを交換することに! ※ODDを除く

いや、最初から分かってはいたのだけど。

「一回でもクラッシュしたHDDは、不発の手榴弾と同じぐらい信用できない」

ということは。

以前も書いたと思うが、私の原稿執筆用マシンには6台のストレージが入っている。
システムドライブとしてSSD×2、重要データ用ドライブとしてHDD×2、
そして無くなってもいいデータ用ドライブにHDD×1、イメージバックアップ用にHDD×1、
計6台のストレージだ。※但しイケメ・・・いや、ODDを除く

で、プチフリみたいなのが発生したため、SSDで構成されたシステムドライブを交換。
だが、実はもう一つ、気になっていたのが無くなってもいいデータ用ドライブだ。
以前、このドライブがクラッシュして、どうでもいいけど、とっておきたいデータが、
大量に消失してしまったのである。

まあ、フォルダ名ですら人に見せられないようなデータがメインなので、
悲しいことは悲しいが、痛くも痒くもない(すごく悲しいけど)。
また、そういった用途なので、再フォーマットしたら使えたので、そのままにしていた。

しかし、

「一回でもクラッシュしたHDDは、犬の“もうしません”と同じぐらい信用できない」

のである。

システムドライブの換装が終わった途端、そのドライブのことが気になる気になる。
気になり始めると、これはもういけません。ストレス抱えるより、ちゃっちゃと交換した方が、
精神衛生上よろしい、という結論に至った。

まあ、ものはついでなので、同じ頃に使い始めたイメージバックアップ用のHDDも
一緒に交換することにして、計2台のHDDを購入した。
それがWDのBlack、4TBである。
(私が買ってから数週間後、Blackに新型が登場したにのにはショックを受けた)

以前使っていたものは、いらんデータ用、バックアップ用、共に3TB、
ついでなので容量をアップしてみた。



まあ、この2台に関してはシステムもからんでいないし、いらんデータ用は少し前に
吹っ飛んでいるので、データ量も少なく、換装は簡単に終わった。
イメージバックアップ用のHDDは、以前使っていたものをしばらく保管しておくだけでいい。
新しいものに換装したら、そこから新たにバックアップイメージを作って行けばいいのだから。

しかしこのWD Black、速くていいね!
パフォーマンスと容量が向上したことに満足していたら、
また次の問題が発生したのよ、ストレージに!

という訳で、もう少しストレージ話が続きます。

高橋敏也
(一回でもクラッシュしたHDDは、猫の“もうここでは爪研ぎしません”と同じぐらい信用できない)

2013年11月12日火曜日

で、ハイブリッドHDDに換装しますた

(一応確認しておきますが、このブログはライターとしての記事ではありません)

システムドライブの換装、正直面倒である。本当なら必須データをバックアップしておいて、OSをクリーンインストールするのが一番いい。1年も使っていればOSは崩れ放題、クラッシュの危険度が日々増しているからだ。

アプリケーションにしてもツールにしても、行儀の悪い奴は必ずいるものだ。現実社会でも100人いれば99人は普通かいい人なのに、なぜ一人ぐらい、とんでもないのがいるのと同じ。

さて、換装するのに使ったハイブリッドHDDだが、東芝の1TB、MQ01ABD100H、もちろんバルク品である。すでに使ったこともあるし、当初はSeagateとも思ったのだが、この作業を始めた時に発売されたので飛びついた次第。このハイブリッドHDDを2台用意して、以前と同様、RAID0で使用する。ちなみにハイブリッド的な部分は、SLC NANDフラッシュで8GBとなっている。

まずは既存のSSD2台を取り外す(バックアップは取り外し直前で更新)。もしかしたら戻すかも知れないので、ちゃんとRAID構成の通り、順番をメモしておく。で、その空いたスペースにハイブリッドHDDを入れる。なお、MQ01ABD100Hは9.5ミリ厚の2.5インチなので、既存のIntel SSDとマウント、スペース的には一緒。

配線確認して電源オン、当然のごとくそれまでのRAID0アレイは無くなっているので、換装したドライブでRAID0を新規構築。次にバックアップツールのブートメディアで起動し、システムドライブのイメージを新規構築したRAID0アレイにリストアする。まあ、最近のバックアップツールはリストア先の容量変化へ柔軟に対応してくれるので助かりますわ。

リストアが終わったら再起動。これがね、たまにうまくブート出来ない訳ですね、ええ。ドライブ換装だけなら普通はドライバが入れ直されて再起動ってだけで済むはず。ところがなぜか「哀しみの真っ青な画面」が出たり、出なかったり。面倒なんで追っかけないけど、たまーにあるんだよね。

今回は無事、起動、再起動できました。日頃の行いが良かったのか、先日の夜道で素直に飲酒検問に応じたのが良かったのか(いつもは「なぜタクシーは飲酒検問しないのですか?」と質問することにしている。その日は疲れてたので、何もしなかった)。とにかくうまくリストアしたシステムが流用できた。

これでシステムドライブは大容量化出来たので、この点は良しとしよう。問題はそのスピードですわな、ええ。キャッシュのアルゴリズムがどうだか分からないが、SSDのベンチを取った時と同様、起動直後、マシンの動きが落ち着いてからベンチを走らせる。もちろんシステムはドライバが変わっただけで、まったく変更していない。

いや、分かってました、結果は。起動時、OSの挙動で分かってました。いやいや、ハイブリッドとはいえ、SSDからHDDへの換装ですから分かってました。

では、数値を見てみましょう。







ですよねー、当たり前ですよねー。SSDと比べて遅いです。HDDと比べて速いです。もう当たり前すぎて、雑誌じゃ記事にならないレベル。何かこう、エキサイティングなトラブルとか、劇的な急展開とか、そういったものを求めた私がバカだった。改造バカだからいいか・・・。

正直な話、SSDのRAID0に慣れてしまっていると、起動がつらい。いったん起動してしまえば結構いい感じで使えるのだが、起動でイライラしてしまう。これはストレスだわ。

SSD > ハイブリッドHDD > HDD >>>>> フロッピー起動 >>>>> カセットテープ

やっぱりアップグレードは順当にやって、ダウングレードは避けた方がいいらしい。大容量化と引き替えにするには、あまりにストレスフル。こりゃ、SSDのRAID0に戻した方が良さそうです。

てなことを考えていたら、ほかの部分も気になってきた・・・

高橋敏也
(ハイブリッドHDD自体はいい選択肢だと思う、いや本当に)

2013年11月10日日曜日

とりあえずSSD RAID0のベンチマークを見ておこう

問題のシステムドライブ、すなわちCドライブの構成は「Intel SSD 520 180GB × 2」となっている。2台というのがポイントで、これをICH10Rを使ってRAID0にしている。とにかくシステムを高速にしたかった結果だけど、その代償として一台クラッシュしたらそれで終わりとなる。

もちろん対策は施してあって、毎朝ドライブをイメージバックアップしている。それもローカルの別ストレージ、そしてNASの2ヶ所。システムが吹っ飛んでも、最悪早朝まで巻き戻されるだけ。

今回はこのSSD RAID0を、ハイブリッドHDD RAID0に換装する。となるとまずやるべきことはバックアップの更新、そしてベンチマークである。換装後にスピード違いが微妙だったりした時は、ベンチマークのデータをチェックして優劣を決めたいからね。

まずは現状、SSD RAID0の状況を。




180GB×2だけど、確保出来る容量はOSベースで335GBなんだよねー。で、現時点で空きが72GBしかない。実はこれもドライブ換装を考えた要因の一つ。空き容量が小さなストレージ、特にシステムドライブは落ち着かない。

さてさて、ベンチマークですな。雑誌に掲載するって訳でもないので、大ざっぱなベンチマークですわ。普段のOS環境のまま、起動後にサービスとかが落ち着いたらベンチを走らせる。

余談だけど、雑誌なんかで掲載されているベンチマークの結果、かなり気を使って測定している。OSはクリーンインストールした状態で、OSもドライバも最新状態にする。どのタイミングでベンチマークを走らせるか決めてから、何度か走らせて、例えば3回走らせてその中間のものを採用する。ベンチマークって結構大変な作業なんですわ。

それはそれとして、いつもお世話になっているCrystal Disk Markの結果を。




本当に大ざっぱにやったんで、なんか不可解な数字も見られる。このままでは記事では、ちょっと使えない。編集さんに「どうしてこの数値だけ、突出しているんですか?」と質問されること間違いなし! でも今回はいいよね。

慣れてるからあれだけど、やっぱり速いわ、これ。もちろんこれ以上も狙えるだろうけど、最速を狙っている訳では無いのでOK、OK。さて、ハイブリッドHDDに換装したら、この数値がどうなるか? ちょっと楽しみだったりする訳で。

もちろんしばらく続きます。

高橋敏也
(SSD4台ぐらいでハードウェアRAIDカードを使えば心底速いけどコストがさ・・・)

2013年11月7日木曜日

SSDはハイブリッドHDDの夢を見るか?

SSDですがな、SSD。

六本木の中心で「SSD!」と叫べば、ナウいギャルが入れ食いと聞いたけど、
たぶん嘘だと思う。私だってそんな嘘に騙される年齢じゃない。
とりあえず単車に乗って六本木を通過する際、ヘルメットの中でこそっと

「SSD...」

ってつぶやいたのはここだけの秘密。

ナウいギャルはどうでもいいとして、問題はサブマシンのSSDである。
私は原稿執筆用のサブマシン、そのシステムドライブ、すなわちCドライブは
SSD2発でRAID0組んでいる。

でもってそれが最近、微妙にプチフリのような現象を起こすようになったのだ。
気のせいかも知れないし、もしかしたら本当に発生しているのかも知れない。
どちらにしても、これはよろしくない雰囲気だ。

あくまで経験則なのだが「よろしくない雰囲気」というのは、
近い将来、必ずと言っていいほど「よろしくない状況」に化ける!
なので自作PCにおいては「雰囲気」を感じ取ったら、「状況」へ化ける前に、
手を打つのが正しい方向である。

思えば何度、こうした予兆を「ま、いいか」で流し、後悔したことか。
思い立ったが吉日、そうだ京都へ行こう・・・じゃない。
パーツに不安を感じたらそのままでいるより、いっそのこと交換した方がいい。
ちょっと乱暴な話だが、そういうことなのだ。

うちのマシンは劣悪な環境(高温)の中で24時間酷使され続けている。

・高橋の自作原則その128
 「SSDは2年で、HDDなら3年で無条件交換」

サブマシンのSSDは1年弱、HDDは2年弱、使用している。
上記の原則に従うと、あと1年ぐらいは使えそうだが、よろしくない雰囲気があるなら、
飛ぶ前に交換してしまおう!

そんな訳でシステムドライブに使っているSSD、RAID0を構成する2台を交換することにした。
ついでといってはなんだが、どうせ交換するなら、ちょっと試してみたいものがある。

そう、ハイブリッドHDDだ。

SeagateのSSHDとか、東芝の製品とか。
要するにHDDとSSDをミックスして、いいとこ取りを狙った製品である。

SSDは速い、とにかく速い! でも大容量にするとお値段も大容量になる。
HHDで大容量、とにかく大容量。でもSSDと比較してスピードが遅い。

それならSSDの速さとHDDの大容量+コストパフォーマンスを合体させよう。
てな流れで、ハイブリッドHDDの出来上がりですな。

実は既にテスト用マシンの一台で、SeagateのSSHDをシステムドライブに使っている。
これがなかなかいい調子なので、サブマシンのシステムドライブにも使ってみたい。
システムドライブをコストパフォーマンス良く大容量にしつつ、ハイパフォーマンスも手に入れる。

もちろんSSDと同じという訳にはいかないだろうし、RAID0との相性もあるだろう。

考えるな、感じろ!

という訳でさっそく東芝のハイブリッド2.5インチHDD、MQ01ABD100Hを2台購入。
1TBのHDDに、8GBのSLC NANDフラッシュを組み合わせたものだ。
さてさて、お楽しみの始まり、始まり・・・

と、思った私がバカだった(改造バカだからいいんだけど)。
MQ01ABD100Hはまったく問題無かったのだけど、
ここから奇妙なストレージ交換の旅が始まったのである。

ちょっと長い話になるので今日はこれまで。



高橋敏也
(種明かしすると、SSDとHDD、全部交換することになったのさ・・・)

2013年10月25日金曜日

ビックリした!

仕事の合間に、ネットでニュースやトピックをチラ見する。
よくある話で、もちろん私もそうしています。
国際情勢、金融経済、政治動向などなど・・・
というのは約72.8パーセント嘘ですが、
まあ、見る訳です、ネットを。

んで、いつもの巡回コースにあるニュースポータルサイトを見てビックリ!

そのサイトで「Kindle連載」というのを紹介していたのですよ。
要するに連載方式で書籍やコミックを販売するのですね、Kindle向けに。
「ふーん」とか思って画面をスクロールさせて行きました。

するとサービススタート時に提供されるタイトルの紹介が。

「ふーん・・・・・・げっ!」



高橋敏也という、なんとも馴染み深い見飽きた文字列がそこに!

「高橋敏也の改造バカ一台大全集 1999-2013」

あばばばば。



確かにですね、DOS/V POWER REPORT編集部からは「連載、電子書籍にしますよー」と
言われていました。こっちも「よろしくですー」とか軽い返事をしてました。
これのことだったんですね、Iさん。

とりあえず今回は「ビックリした!」ということと、拙著のご紹介ということで、
なにとぞよろしくお願いします。

高橋敏也
(そうか、改造バカの連載始めたのは1999年だったのか<遠い目>)

2013年10月8日火曜日

【緊急企画】大量データの整理は大容量ストレージで!

なんか疲れた。

現在、私のメインマシンは次のようなストレージで構成されている。

●光学ドライブ
 PIONEERのBlu-rayドライブ

●システム
 Intel SSD 180GB×2 RAID0

●データ
 ドライブD 3TB×2 RAID1
 ドライブE 3TB×1

●バックアップ専用
 3TB×1

で、データの整理につかれました、本当に。
大量のデータをNASに移動してみたり、外付けドライブを使ってみたりしたのだけど、
今ひとつ容量が足りないため、複数台にまたがってしまう。
そうするとどのドライブに、どんなデータを入れたか分からなくなり、
必要なものを消してみたり(本当に必要なものはメインマシンに残ってるけど)、
同じフォルダが増殖してみたり・・・

という訳で面倒なので、とにかくでっかいドライブを一台用意して、
まずはそこにまとめて全データを放り込んでやろうと、そう思った訳ですな。

買ってきましたがな、3TB×4台、計12TB!
当初は高機能NASでネットワークにぶら下げようかとも思ったけど、
スピード面と使い勝手を考えて(すでにNASは2台あるし)、
とりあえず外付けUSB3.0ケースを使うことに。
以前買ったCenturyの裸族シリーズが手元にあったというのも大きな理由だけど。

さっそく4台のHDDをセットし、RAID5にしてスタンバイOK。
1ボリュームで使いたかったので、Windows7からGPTディスクにしてフォーマット。
RAID5なのでパリティ分をさっ引かれ、約8.2TBの容量を確保した。

現在、そこにせっせとデータをコピー中。あと10時間以上かかるだろうなあ・・・
ま、本格的なデータ整理は明日以降ということで!

箱入りのWD Greenを選択。Redでも良かったんだけどコスパ優先

4台、12TB揃うと壮観!

外付けHDDケースはCentury製、USB3.0とeSATA対応、USB3.0で使う 

HDDを「裸」で入れて・・・(だから裸族)

 セット完了! あとは使うだけ!

高橋敏也
(生まれて初めて買ったHDDは20MB、I/Fカード込みで40万円!)


2013年10月6日日曜日

AMDのFX-9370

久々に燃える(言葉通り)CPUが出た。

AMDのFX-9370、8コア。
いやね、8コアということはどうでもいいんですわ、正直。
燃えるのは「TDPが220W」ということ!

220Wだよ、220W!
こりゃあれだね、マサボを選ばないとコンデンサ逝くわ。
Thunderbirdは焼き鳥量産したけど、
このFX-9370は焼き板量産の可能性大!

正直な話ですね、自作PCってのは、ハードル高くてなんぼ、
危険と隣り合わせのスリルを楽しみたい訳ですな。

もちろん安定したマシンを自作することもできるし、
危険とか、ハードルとか関係無しに組むこともできる。
要するに危険領域を楽しみたいとき、それが「ある」のか、
「ない」のかが問題なんですわ。

これはまあ、近日中に入手して試そうと思っています。
お楽しみに!

高橋敏也
(CPU、嫁にするならIntel、恋人にするならAMD)

2013年10月3日木曜日

秋アニメ、暫定1位

「境界の彼方」に更新w
結局、なんでもいいんだね、私。

高橋敏也
(Free!は見てて恥ずかしくなったタイプ)

2013年10月2日水曜日

秋アニメ、暫定1位

「ミス・モノクローム」に決定。
つーか、今日からが勝負だろうが、と自分を叱る訳です。

高橋敏也
(こちとら40年以上前からアニメ見とるんじゃ!)

訂正、修正、また変更!

Facebookのリンク、
「https」にしてしまった!
という訳で修正しました。

なんか久々にこういうことをしているので、
ミスばっかりだわな。

落ち着け自分、とか言ってみる。

高橋敏也
(無理矢理ダイエット推進協会参与)

Facebookとか・・・

まいどです。

ここ数日、SNS関連の立ち上げでバタバタしているんですが、
その中の一つがFacebook、Facebookですよ、あなた。
ナウいヤングの間で爆発的人気を誇る(こっちが爆発するわ)という、
あのFacebookです。
あれこれ考えながらも、とりあえずユニークアドレス確保しました。

http://www.facebook.com/kaizoubaka

まあ、直球勝負なユーザーネームですが。

こちらのブログと同様、まだまだ書き込みとかありませんが、
いずれは増やして行くつもりですのでよろしくお願いします。

高橋敏也
(クリスマス撲滅委員会杉並支部支部長)

2013年10月1日火曜日

ご挨拶

まいど、高橋敏也です。
何が「まいど」なんだか・・・

さて、不肖・高橋、今となっては大変マイナーな職業、
テクニカルライターというのを生業にしています。
連載とかも一応ありましてインプレスジャパンのDOS/V POWER REPORT誌の

「改造バカ一台」

という何とも不可思議なタイトルではありますが。

さてさて、実は以前、Twitterをやっていたのですが、
いわゆる私の「なりすまし」さんが登場してしまい、
運営会社に連絡したのですが、その対応は(私にとっては)あまり良くなく、
結局やめてしまいました。

さらにFacebookの方にも「なりすまし」が登場してしまい、
こちらは台湾の知人の通報で私の知るところとなり、
運営会社に連絡、対応してもらいました。

そんなこんながありまして、私としてはブログも含めてSNSには手を出さない!
などと決めていたのですが、諸事情ありましてこの度、ブログを始めることになりました。

前置きが長くなりましたが、まあ、こんな感じです。
今後ともよろしくお願いします。

高橋敏也
(注:本物)

あー、テステス

記念すべき初の書き込みですが、
まあ、テストですね。

一応、写真も貼ってみましょうか。


おー、貼れた、貼れた。
サイズとか調整しないといかんね、たぶん。